失敗しないランドセルの選び方

まずはもっとも大切なポイント1・2・3を!シンプルですがこれだけおさえておけば間違いありません!それを踏まえてポイント4にお進み下さい 。ランドセル選びにはいろいろな要素があります。

 


cho_img1まずは、ランドセルにはいろんな仕様(素材、デザイン、つくりかた、機能 など)があることを知ってください。「市販されているものなら、どれもほとんど同じ」ではないのです。良い商品をできだけお値頃にご提供したい、良心的なメーカーや工場ほどそう願っているのです。ランドセルのつくり、仕立て、素材などには、作り手の思いがこもっています。「毎日一緒、一生に一個」のランドセル選びですから、ぜひこの視点を忘れずに商品をお選びください。

cho_img26年間安心して使うための基本は、なんといっても「丈夫であること」です。 素材そのものは、本革・人工皮革どちらでも、ほとんどは6年間の使用に耐えられる丈夫なものを使っていますが、パーツ・金具の形状やつくり方の工夫、縫製の技術やていねいさなど仕立てのよさが、本当の丈夫さを決めるといっても過言ではありません。

ランドセルの使いやすさは、第一にお子さま本人にとって背負いやすいかどうかです。 「背負いやすさ」を決めるのが、肩ベルトや金具の工夫、背中部分の形状のほか、クッションもやわらかければよい、というものでもありません。本体が人工皮革のものでも、背中やベルト裏にはムレにくい牛革を使ったものがより上等な商品といえます。
重さについては後ほどさらに詳しく解説しますが、重量のちがいは「背負いやすさ」で帳消しにさえなるのです。
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人工皮革とは、クラリーノやベルエースなどの素材。

軽くて丈夫、雨や汚れに強いことが特徴で、本革より安価です。クラリーノにもランクがあり、普及品、エフ、タフなど、より機能的で丈夫なものがあり、段々と価格も上がっていきます。
 
主素材は人工皮革でも、背当て・肩ベルト裏には、ソフト牛革 を使った「背牛」タイプが上級品といえます。

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身体に直接触れる部分の素材として、いろいろな研究開発がされていますが、やはり天然皮革に勝るものはないようです。「背牛」タイプはムレにくく丈夫で、主素材が人工皮革のランドセルのランクの良し悪しを見分けるうえで、最もわかりやすいポイントのひとつともいえます。

 
一方で「カバンは革製こそ本物」と根強い人気があります。

防水加工がしっかりしているものなら耐水性も問題もなく、使うほどに味がでるのがなんといっても良い点です。
牛革とコードバンの違いもありますが、革のなめしや表面加工が格段に進化して、以前のようにひび割れしにくくなっているためです。
このように革の技術も進んでいます。ですから「やっぱり鞄は革製がいい!」という方に根強い人気があります。
革には革の良さ、クラリーノにはクラリーノのメリットがあるのです。
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コードバンとは、馬の稀少な部分の革。

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キメが細かく美しくとても丈夫なため、かぶせに使われる最高級の素材で、1頭から1~2枚しかとれないため値も張ります。

 
【参考】
一般的に人工皮革のランドセルを購入される方の比率が高いのは、低価格なこともありますが、量販店など多くのお店ではほとんど人工皮革しか品揃えしていないことが一因です。ちなみにFUKU FUKU LANDでは本革の比率は人工皮革に匹敵しています。双方の品揃えがあり、他店の人工皮革ランドセル並みの価格で本革ランドセルが購入できるためです。

cho_img5「ランドセルは重い」というのは、もう昔話になりました。素材や部品が進化していますから、ほとんどのランドセルはもうすでに十分に軽くなっています。
しかしながら、軽量化ばかりを追求するあまり、芯材やパーツを減らしたり、仕立てを簡略にしてたりして、丈夫さを損なっては意味がありません。
目安としては、1000g~1500gの範囲が一般的ですが、一部にはさまざまな工夫によって、丈夫さとさらなる軽さを両立させたものもあります。
重要なのは、ランドセルそのものの重さより、「背負ったときにいかに軽く感じるか」といえます。

cho_img6教科書は通常B5判ですが、A4判のものが増えてきていますので、「A4幅対応」のものを選べば基本的に問題ありません。
最近のモデルでA4判書類サイズが収容できないランドセルをつくっているメーカーはまずないと思って差し支えないのではないでしょうか。

近年よく話題になるのが各種ファイルに対応しているサイズかどうかですが、A4クリアファイル対応のものとA4フラットファイル(紙製バインダー)対応の2種類のサイズがあります。

これらのファイル類は地域や学校によって使用実態が異なっているようです。収納スペースの問題からあえて大きめを選択しないように推奨する学校も一部にあるようです。

大きなファイル類がスッポリと完全に収まるサイズとなると、ランドセルそのものがより大きく重くなる可能性もあります。すべての教材がA4ではありませんから、中身のアソビが大きくなる点も背負いやすさの観点からあらかじめご留意いただきたいところです。

ランドセルの大きさは通学される学校の実態やお子さまの体格、通学距離などを考慮いただくとよいのではないでしょうか。大きいサイズのランドセルばかりがつくられているわけではないのは、メーカーがこれらのさまざまな要因に配慮しているためです。


☆男の子カラー

一般的に落ち着いた色合いが好まれる傾向があり、黒が主流とはいえ、ステッチ使いなど変化のあるものが選ばれることが多くなっています。明るめのブルー、紺系、グリーンなどが次に好まれるカラーです。

☆女の子カラー

女の子は年々明るめの色が好まれるようになっているようです。赤~ピンク系ならカーマイン、ビビットピンク、チェリーピンクなどが人気色。最近はサックスブルー(水色)や茶系もランドセルカラーとして定着しました。ステッチ使いやコンビカラー、パール素材など女の子は多様さを増しています。

ランドセルの主なカラーバリエーション(メーカーにより呼称がちがう場合があります。)
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cho_img8背負ったときのフィット感は、もともと背あての形状や素材の工夫、金具の機能などによってつくりだされていました。
最近流行の「天使のはね」「フィットちゃん」などの「はね内臓タイプ」は、肩ベルトの上部に板バネのような樹脂プレートを内蔵することによって、身体とランドセルをより密着させるしくみのことです。ちなみに「天使のはね」「フィットちゃん」などはいわば部品や機能の名称で、ブランド名称のように使われる場合がありますが、そもそもはランドセルそのもののことではありません。

それらのパーツを採用したランドセルが、いろんなメーカーで作られたり、別のブランドのランドセルに採用されたりしている場合もあり、当然いろんな品質のものがありますのでご注意ください。
 
メリットは…
特に小柄で体力のないお子さまや下級生には、特に有効といえます。
デメリットは…
商品によっては上級生になって体格がよくなってくると、きゅうくつな感じがすることもあるようです。より密着させて背負うため、背中のムレも気になるところです。収納面では、ランドセル上部に肩ベルトが突き出た状態になり、寝かせて置いたときにベルトがたたみにくいことから、保管場所によっては不都合があるとの声もあります。


cho_img9ほとんどの商品は「6年間保証」があり、メーカーがその期間、無償修理することが前提となっています。ただし、故障の原因によっては有料となる場合があり、メーカーによって対応が異なります。
故障があった場合、通常は、購入した店舗で対応することになりますが、量販店などでは、メーカーに直接お客さまからコンタクトをとる必要がある場合もあります。また、修理期間は2~3週間はかかると思いますので、代替品の貸し出しがないと通学に支障がでてしまいます。
贈答品の場合、購入店舗がわからず、対応に戸惑うこともあるようです。