〝大急ぎ〟で〝新モデル〟を売場展開!しない3つの理由
- YUTAKA
- 2023年2月7日
- 読了時間: 3分
2024年ご入学のおこさま向けのランドセル、新モデルの公開や売場展開、販売がスタートしているニュースを目にするようになりました。
しかしながら、ふくふくらんどのランドセル売場は現在のところ(この記事を書いているのは2023年2月7日です)、2023年ご入学のおこさま向け(現在、年長)のランドセルのみの展開となっています。
怠けているわけではないのです。
わけがあります。
■理由その1
年が明けた1月、2月になっても、まだまだこの春2023年ご入学のおこさま(現在、年長)とそのご家族がランドセル選びにご来店になるからです。
「もう終わりました」
そんな言葉をお伝えして、がっかりされたお顔を見たくないからです。
あるいは、この春ご入学のおこさま(現在、年長)がご来店されたとき、次の学年である2024年ご入学のおこさま向けランドセルがいっしょに並んでいたとします。
おこさまが、「これがいい!」となったとき、
「申し訳ございません、こちらは次のシーズンのランドセルなので、お買い求めいただくことができません」
そんな言葉をお伝えして、がっかりされたお顔を見たくないからです。
まだまだ間に合う商品をいろいろと取り揃えています。
お得感の大きいアウトレットもございます。
ご安心ください。
■理由その2
ランドセル選びは、毎年のように新モデルのリリースが前倒しになってきています。
正直に言って、早くスタートさせて、リードを獲得したいメーカーの意図が多分に影響していて、それに追随せざるをえないメーカーもあるのが本当のところです。
「早く購入しないと、売切れてしまいますのでご注意を!」
そんな情報をWEBでよくみかけますが、そういう商品は本当にごく一部の商品に限られています。
また早期に売り切れるモデルは、絶対的な人気があるからというより、生産数が少ないから早く売り切れる、というのが冷静な見方ではないでしょうか。
本当にたくさん売れるなら、メーカーはその商品の生産数を増やせばいいのですから。
工房系メーカーで早期に全モデルが完売してしまったのは、もう数年以上も前のことで、いまではほとんどのメーカーが夏場やそれ以降でも販売を継続しています。
4月以降にならないと新モデルの店頭サンプルが仕上がってこないメーカーも少なくありません。
いろいろ比較して、より幅広い選択肢から選ぼうと思えば、無理に2月や3月に決める必要はないのではと思いますが、いかがでしようか?
■理由その3
いよいよ次のステップは小学一年生、保育園や幼稚園で「お兄さん、お姉さん」と呼ばれるようになった年長のおこさまならまだしも、またまだ年中のおこさまにとって、さあランドセルを選びなさい、どんなのがいい?という問いかけが、少し酷に思えるのは私だけでしょうか。
気持ちの準備のできていない年中のおこさまとのランドセル選びは、ついつい親の意識が強めに反映されてしまって、後々「ちがうのがよかった」「これ、ママ(パパ)が決めたランドセル」なんてことにもなりかねないのでは。
少しずつランドセルに目を慣らしていくのはとてもいいことだと思いますが、急いで決める必要があるのか、ぜひ落ち着いてお考えください。
ランドセル選びは、
ご家族にとって、おこさまの成長の喜びをこころから実感てきる素敵な機会です。
また、おこさまにとっても、六年間をいっしょに過ごす大切な〝おともだち〟を、自分自身で選ぶという、もしかしたら初めて?、もしかしたらこどもなりのステップアップにつながる貴重な機会でもあると思います。
楽しくて、ナットクできて、有意義なランドセル選びになりますように。

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